マイカート
コラム
Good sleep
【理学療法士が語る】睡眠の質を上げるために必要なたった2つのこと

こんにちは!理学療法士の富永です。
今日は、「睡眠の質を上げたい!」という方に向けて、体の専門家である理学療法士の視点から、超大事な2つのポイントをお話します。
「夜寝つけない…」
「朝起きてもスッキリしない…」
「昼間眠くて仕事が手につかない…」
こういう悩み、意外と“根本的な原因”を見落としてること、多いんですよ。
それではさっそく本題へ!
◆ 睡眠の質を上げるための2つのポイントとは?
ズバリ結論から言います。
-
体の状態を整えること(柔軟性や筋緊張)
-
寝る環境を整えること(寝具・温度・光・音など)
この2つだけです。
めちゃシンプルなんですけど、両方そろってないと効果が出にくい。逆に、ちゃんと両方整えれば「寝た瞬間爆睡」「朝スッキリ起きれる」が現実になります。
① 体の状態はどう? ガチガチになってませんか?
理学療法士的にまず見てほしいのは、「体、硬くなってない?」ってこと。
特にこんな人、要注意です👇
✔︎ 仰向けで寝ると腰が浮く
✔︎起きたときに腰や背中が痛い
✔︎日中、肩が凝ってる・首が重い
✔︎ デスクワークで猫背気味
✔︎ 寝返りが少ない
こういう状態の人って、もう寝る前から“眠りにくい体”になっちゃってるんですよね。
🔍たとえばこんなケース
40代の女性で「夜中に目が覚めて何度も寝返りを打つ」という悩みの方がいました。
カウンセリングで話を聞くと、デスクワークで1日中パソコン。肩・首はパンパン、仰向けで寝ると腰が反って痛い、と。
で、実際に体をチェックすると…案の定、胸椎(背中の真ん中あたり)〜腰椎(腰)がガチガチ。
ストレッチ指導や簡単な体操を2週間継続してもらったら、「朝までぐっすり寝れた!」とのこと。
つまり、体が柔らかくなると、布団にフィットするように寝れるようになるんです。
対策:こんなストレッチをやってみよう
✔︎寝る前に3分だけ【股関節を開くストレッチ】
✔︎【猫背解消】タオルを背中に入れて仰向けに寝るだけ
✔︎ 軽く腕を回すだけの【肩まわし体操】
やり方わからない場合は「睡眠 ストレッチ」とかでYouTube見ると簡単なやつ出てきます◎
② 寝具と環境、見直してる?
次に大事なのは「体以外の環境」。
ここを整えずに「寝れない…」って悩む人、多すぎです。
📌 具体的に何を見直すべき?
✔︎ 枕の高さや硬さ(合ってないと首痛くなる)
✔︎ マットレス(沈みすぎ/硬すぎ問題)
✔︎ 室温・湿度(暑すぎ・寒すぎ・乾燥しすぎ)
✔︎ 音(外の車の音、室内の家電の音など)
✔︎ 光(スマホのブルーライト、街灯の光が入るなど)
💡 たとえばこんな人
「眠りが浅くて夜中に起きちゃう」という30代男性。
話を聞いてみると、リビングで使っていた古いソファベッドでそのまま寝ている状態。部屋には観葉植物がいっぱいで、湿度高め。枕もかなり潰れてぺたんこ。
「それ、寝る環境じゃないですよ〜」って話をして、ちゃんと寝具を変えて、換気や除湿も意識してもらったら…
1週間で「朝まで目覚めずに寝れた!」と感動していました(笑)
◆ 体だけ整えてもダメ。環境だけ整えてもダメ。
これ、めちゃ大事です。
✔︎ 体が硬い → どんな高級寝具でもフィットしない
✔︎ 環境が悪い → どんなに柔らかい体でも眠れない
だから、「両方セット」で考えないと睡眠の質は上がりません。
◆ 最後に:“睡眠”は身体と心の回復タイム
理学療法士として日々、多くの人の体をみてきましたが…
体の不調を抱えてる人の多くは、睡眠の質が悪いです。
逆に、ちゃんと眠れてる人は、日中の回復力や集中力が段違い。結果的にダイエットもうまくいくし、仕事のパフォーマンスも上がります。
まずは今日からでもできること👇
✔︎ 「仰向けで寝たときに腰が反ってないかチェック」
✔︎ 「今の枕、首に合ってる? 高さどう?」
✔︎ 「寝る前のスマホ、ブルーライト浴びてない?」
小さなことから、睡眠の質はガラッと変わりますよ。
💤まとめ
睡眠の質を上げたいなら…
-
体を柔らかくして“寝れる体”をつくる
-
寝具・光・音・温度など“眠れる環境”を整える
この2つを意識してみてください!