マットレスの通気性を見直して!寝汗に強い素材を徹底比較

マットレスの通気性を見直して!寝汗に強い素材を徹底比較

「暑苦しくて夜中に起きてしまう」
「カビやダニが気になって、マットレスの買い替えを検討しているけど、どんな商品がいいの?」

そんな悩みがある人は、通気性の優れているマットレスがおすすめです。

本記事では、マットレスの通気性が悪いと起こる悩みや、マットレスの素材を比較しながら、おすすめのマットレスを紹介しています。

最後まで読むことで、マットレスの通気性の重要性と自分に合ったマットレスの選び方がわかるでしょう。

マットレスの通気性が悪いと起こる3つの悩み

「寝汗で気持ち悪い」「マットレスがジメジメする」といった悩みがある人は、マットレスの通気性の悪さが原因かもしれません。

ここでは、通気性が悪いことで起こる具体的な3つの悩みについて紹介していきます。

不快な寝苦しさで夜中に目が覚める

マットレスの通気性が悪いと、寝苦しさで夜中に目が覚め、睡眠の質が著しく低下します。私たちは寝ている間にコップ1杯分もの汗をかくと言われており、この汗による湿気や体から出る熱が、通気性の悪いマットレスにはこもりがちです。

その結果、布団の中の温度と湿度がどんどん上昇し、まるでサウナのような蒸し暑い状態になってしまいます。

そのため、寝返りを打ってもひんやりせず、ジメジメとした不快感で何度も目が覚めてしまうのです。

深い睡眠が妨げられると、日中の眠気や倦怠感にもつながるため、熱や湿気をしっかり逃がすマットレス選びが不可欠といえますね。

カビやダニが繁殖し不衛生な状態になる

通気性の悪いマットレスは、カビやダニの過ごしやすい場所になりやすく、衛生的な睡眠環境を保てません。

カビやダニは「60%以上の高い湿度」「20~30℃の温度」「フケやアカなどのエサ」という3つの条件で爆発的に繁殖します。

通気性が悪いと、寝汗による湿気がマットレス内部に留まり、人の体温で温められるため、カビやダニにとってまさに楽園のような環境が出来上がってしまうのです。

気づかないうちにマットレスの裏側が黒カビだらけになっていたり、ダニが原因でアレルギー症状が悪化したりするケースも少なくありません。

安心して眠るためにも、湿気をためこまず、常に乾燥した状態を保てるマットレスを選ぶことが非常に重要です。

マットレスの黄ばみや嫌な臭いの原因になる

マットレスの通気性の悪さは、手入れをしても取れない黄ばみや嫌な臭いの直接的な原因になります。

黄ばみの正体は、汗に含まれる皮脂汚れが酸化したものです。通気性が低いと、吸収した汗がなかなか乾かず、皮脂汚れが繊維の奥にどんどん蓄積されてしまいます。

さらに、湿った環境は雑菌の繁殖にもつながります。この雑菌が汗や皮脂を分解する際に、酸っぱいような嫌な臭いを発生させるのです。

一度染みついた黄ばみや臭いは、専門のクリーニングでなければ落とすのは困難でしょう。マットレスを清潔に長持ちさせるためにも、汗が素早く乾く通気性に優れた素材を選ぶことが大切です。

【素材別】通気性と寝心地を合わせたマットレスを徹底比較!

マットレスの通気性は、使われている素材によって大きく変わります。寝心地やお手入れのしやすさも素材ごとに異なるため、それぞれの長所と短所を知ることが大切です。

ここでは代表的な4つの素材を比較し、あなたに最適な一枚を見つけられるようにまとめました。

自分の体質やライフスタイルに合った素材を選んで、寝苦しい夜から解放されましょう。

【高反発ウレタン】オープンセル構造なら通気性と寝心地を両立

通気性と寝心地のバランスを重視するなら、オープンセル構造の高反発ウレタンがおすすめです。

オープンセル構造とは、ウレタン内部にある無数の気泡が互いにつながっている状態のことです。この構造のおかげで空気や湿気が通り抜けやすく、一般的なウレタンの弱点であった蒸れやすさを解消しています。

また、高反発ならではの優れた弾力性で、体をしっかりと支え、スムーズな寝返りをサポートすることが可能です。汗による寝苦しさを感じやすく、寝返りのしやすさも求める方に最適な選択肢です。


メリット

デメリット

寝返りがしやすい

品質による差が大きい

体圧分散性に優れる

低品質なものはへたりやすい |

オープンセル構造は通気性が良い

基本的に水洗いできない


【低反発ウレタン・ラテックス】通気性は低いがフィット感は抜群

体を包み込むようなフィット感を最優先するなら、低反発ウレタンやラテックス素材が候補になります。

これらの素材は、体に合わせてゆっくりと沈み込むことで、体圧を均一に分散させるのが特長です。

しかし、素材の密度が高いため、空気の通り道が少なく、熱や湿気がこもりやすいという大きな弱点があります。特に暑がりの方は、夏場に寝苦しさを強く感じるかもしれません。


フィット感による寝心地の良さは魅力的ですが、寝汗に悩む方が選ぶ際は、通気性を高めるベッドパッドを併用するなどの工夫が必要です。


メリット

デメリット

体にフィットしやすい

通気性が低く蒸れやすい 

体圧分散性が非常に高い

夏場は熱がこもりやすい

衝撃吸収性に優れる

ラテックスはゴムアレルギーに注意 


ファイバー|圧倒的な通気性で丸洗いも可能

とにかく通気性を最優先し、衛生面を徹底したい方にはファイバー素材が最適です。ファイバー素材は、釣り糸のような樹脂繊維が複雑に絡み合ってできており、ットレス内部の90%以上が空気の層になっています。

そのため、睡眠中の熱や湿気がこもることがなく、抜群の通気性を誇ります。最大の魅力は、多くの製品がシャワーで丸洗いできることでしょう。汗をかいても中材ごと洗浄できるため、黄ばみや臭いを根本から断ち、ダニやカビの発生も防ぎます。衛生的な睡眠環境を手間なく維持したい方にとって、最も心強い素材です。

一方、寝心地の良さを犠牲にしてしまう可能性も高いので、注意しましょう。


メリット

デメリット

通気性が圧倒的に高い 

へたりやすい

丸洗いできて非常に衛生的

保温性が低く、冬は寒く感じる

ホコリやダニが発生しにくい 

体圧が分散されにくい


【ボンネル・ポケットコイル】内部の空間が広く熱がこもりにくい

ベッドらしいしっかりとした寝心地と通気性を両立したいなら、コイルマットレスがおすすめです。マットレス内部に金属製のスプリング(バネ)を使用しており、スプリング同士の間に広い空間が確保されています。

この空間が空気の通り道となるため、湿気がこもりにくく、快適な状態を保ちやすいのが特長です。

コイルには、連結されたバネが面で支える「ボンネルコイル」と、独立したバネが点で支える「ポケットコイル」の2種類があります。特にボンネルコイルは内部の空間がより広く、高い通気性を期待できる構造です。

ですが、コイルを内蔵しているぶん、価格も高くなる傾向があります。


メリット

デメリット

内部の空間が広く通気性が良い

重くて一人での移動や手入れが大変

耐久性が高い製品が多い

経年劣化で、きしみ音が出ることがある

しっかりとした寝心地

ポケットコイルは価格が高い


【厳選】通気性と寝心地を兼ね備えたおすすめのマットレ

「どの素材のマットレスが良いか分かっても、結局どの商品を選べばいいの?」と迷う方も多いかと思います。

そこで、寝汗や湿気対策に本気で取り組む弊社が自信を持っておすすめする自社のマットレスをご紹介します。

通気性と寝心地を高い次元で両立した高密度のウレタンフォームマットレスをぜひご検討ください。

ミネルヴァマットレス

快適な寝心地と通気性の両立を求めるなら、まず試してほしいのが「ミネルヴァマットレス」です。

心材には、通気性に優れたオープンセル構造の独自素材「ミネルヴァフォーム®︎」が採用されています。

きめ細やかな構造が湿気を効果的に外部へ放出し、寝汗による蒸れを防ぎます。また、身体をしっかり押し返す高弾性を備えているため、睡眠中のスムーズな寝返りをサポートしてくれるのです。

寝苦しさから解放され、朝までぐっすり眠れる高品質のマットレスといえます。睡眠の質を妥協せず、衛生的な環境で眠りたい方に最適な一枚です。

ミネルヴァ三つ折りマットレス

「手入れの手間を減らしたい」「カビ対策を徹底したい」という方には、弊社の三つ折りタイプがおすすめです。

誰でも簡単に自立させられるため、起床後にサッと立てかけるだけでットレスの底面に溜まりがちな湿気をしっかり逃がせます。

プロファイル加工によって沈み込みを防ぎ、自然な寝姿勢をキープすることが可能です。さらに、腰の部分が硬めにしてあるため、快適な寝返りも実現できますよ。

面倒な手入れから解放され、衛生的な睡眠環境を手軽に維持したい方にぴったりのマットレスです。

ミネルヴァマットレスプラス

特に汗の量が多く、これまでのマットレスでは満足できなかった方には「ミネルヴァマットレスプラス」が最適です。

使い方は、今まで使っていたマットレスの上に敷くだけで簡単に通気性と寝心地の良さをワンランク上げてくれます。

独自素材ミネルヴァフォーム®︎は、オープンセル構造で空気の通り道があるため、熱や湿気がこもらず、まるで空気が循環しているかのような爽やかさを提供してくれます。

汗によるベタつきを根本から解消し、朝までサラサラとした寝心地を求める方におすすめします。

通気性を長持ちさせるマットレスの簡単なお手入れ方法

通気性の良いマットレスを選んでも、お手入れをしないと性能は落ちてしまいます。しかし、難しいことは一切ありません。

マットレスの快適さを長く保つために、誰でも今日からできる簡単な3つの習慣をご紹介します。

起床後に掛け布団をめくって湿気を飛ばす

まず毎朝の習慣にしたいのが、掛け布団をめくることです。

人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれ、その湿気は掛け布団とマットレスの間にこもっています。掛け布団をめくらないと、湿気の逃げ場がなくなり、カビや臭いの原因になりかねません。

起きたらすぐに掛け布団を足元までめくっておくだけで大丈夫です。マットレスの表面が空気に触れ、睡眠中に溜まった湿気を効果的に放出できます。

この一手間が、マットレスを清潔に保つための重要な第一歩となります。

週に一度はマットレスを壁に立てかける

より効果的な湿気対策として、週に一度マットレスを立てかける習慣を取り入れましょう。湿気はマットレスの表面だけでなく、重力によって底面にも溜まりやすい性質があります。

壁に立てかけることで、普段は空気に触れない底面までしっかりと乾燥させられるのです。時間は数時間程度で構いません。部屋の窓を開けて風を通したり、扇風機を当てたりするとさらに効果的です。

このひと手間がカビの発生を強力に防ぎ、マットレスの寿命を延ばすことに繋がります。

すのこベッドも併用する

マットレスの通気性を最大限に活かすなら、すのこベッドの併用が非常に効果的です。マットレスを直接床に置くと、底面の風通しが完全に遮られてしまいます。

これが湿気や熱を閉じ込めてしまい、カビが繁殖する絶好の環境を作ってしまうのです。すのこベッドを使えば、マットレスと床の間に空気の通り道ができます。

この隙間が、湿気が底面に留まるのを防ぎ、24時間自然に換気してくれるでしょう。マットレス本来の通気性を引き出し、より衛生的な睡眠環境を実現するための最適な組み合わせです。

まとめ|ミネルヴァスリープの通気性の良いマットレスで快適な睡眠を実現しよう

寝汗によるベタつきや、寝苦しさで夜中に目が覚める悩みは、通気性の良いマットレス選びで解決できます。

湿気がこもる寝具は不快なだけでなく、カビや嫌な臭いを引き起こし、あなたの健やかな眠りを妨げてしまうのです。

ミネルヴァスリープのマットレスは、高い通気性を備えたウレタンフォーム素材と、清潔さを保つための手入れのしやすさが特長です。

もう寝苦しい夜に悩むのは終わりにしませんか?あなたに最適な一枚を見つけて、朝までサラサラと続く快適な睡眠を手に入れてください。

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