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いびき対策にはマットレス選びが重要!寝姿勢と呼吸の関係を徹底解説
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睡眠中にいびきをかいてしまい、家族に迷惑がられたり、眠りが浅くなったりすることに悩んでいる方は少なくありません。
実はいびきの原因は、お使いのマットレスが合っていない場合が多いことをご存じでしょうか?寝姿勢の乱れやマットレスの硬さが関係しているため、いびき対策には自分に合ったマットレスを選ぶことが非常に重要です。
そこで本記事では、いびきと寝姿勢のメカニズムをわかりやすく解説し、いびき対策に効果的で最適なマットレスの選び方を解説します。「どのマットレスを選べばいいのか分からない」「でもいびき改善をしたい」そう考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!
いびきをかく原因とは?メカニズムを解説

睡眠中のいびきは単なる生活習慣だけでなく、睡眠中の姿勢や状態が大きく影響しています。ここでは、体の中で何が起きているのかについて詳しく解説していきます。ぜひ効果的ないびき対策の第一歩にしてください!
いびきのメカニズム
いびきは、睡眠中に上気道が狭くなり、呼吸の通り道が確保できないことで生じる、異常な呼吸音のことです。空気の流れが乱れると、喉の組織が振動して特徴的な音が発生します。筋肉がゆるみ、舌が喉の奥に落ち込みやすくなるため、気道がさらに狭くなる傾向があります。
この状態が続くことで、呼吸が断続的に止まる睡眠時無呼吸症候群(SAS)へつながることもあり、放置すると日中の集中力低下、疲労感、生活習慣病リスクにも影響するため、注意が必要です。
いびきが慢性化している場合、単なるクセとして片付けず、早急に睡眠環境の見直しが必要です。
仰向け寝がいびきを悪化
仰向けは多くの人が自然にとる寝姿勢ですが、実はもっともいびきが悪化しやすい寝姿勢でもあります。重力の影響で舌根が喉の奥へ落ち込むため、物理的に気道が狭くなり、呼吸の通り道が確保しにくくなるためです。
また、深い眠りに入るほど筋肉はゆるみ、気道がさらに狭まりやすくなります。その結果、いびきはより強くなり、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を引き起こすリスクも高まります。
仰向け姿勢は一見安定しているように見えますが、実は気道が最も塞がれやすい体勢であり、いびきの大きな要因に直結しているのです。
体型といびきの関係性
体型もいびきの発生に深く関わる要因の一つです。特に首まわりの脂肪量や体重の影響は大きく、気道の広さや姿勢の崩れやすさに直結します。
以下は、体型別の特徴になります。
首まわりに脂肪がつきやすいタイプ:気道が狭くなりやすく、仰向けの影響を強く受ける。
がっしり体型:首の角度が崩れることが多く呼吸が浅くなりやすい。
細身で骨格が華奢なタイプ:圧が腰に集中し、寝姿勢が崩れて気道が圧迫されることも。
体重が重いタイプ:柔らかい寝具で沈み込みが大きくなり、呼吸姿勢が不安定になる。
このように、体型によって発生する問題は様々です。それを補えるようなフィット感のマットレスを選ぶことで、横向き寝が自然に取りやすくなり、結果としていびきの軽減につながります。
いびき対策にマットレスが効果的な理由

いびきを根本から軽減したいなら、自分の寝姿勢をしっかりサポートしてくれるマットレスを選ぶことが重要です。とくに寝返り、横向き寝の維持、体圧分散の性能が整っているかどうかで、気道の確保がまったく変わります。
寝返りのしやすさで正しい気道を確保
いびきを軽減するうえで、寝返りのしやすさは非常に重要なポイントです。睡眠中の寝返りには、つぎのような役割があります。
・気道の圧迫を取り除く
・血流を促し、筋肉の緊張を和らげる
・同じ姿勢による呼吸の偏りを防ぐ
寝返りがしやすい環境ほど、気道が自然に開きやすく、いびきが出にくい状態を維持できます。柔らかすぎるマットレスでは身体が沈み込み、硬すぎるタイプでは肩や腰に負担がかかり、どちらも寝返りが妨げられます。
横向き寝を維持できるかどうか
横向き寝は、いびき対策として医学的にも有効とされる体勢です。しかし、横向きが良いと理解していても、マットレスが横向き姿勢を支えられないと、結局は仰向けに戻ってしまい、いびきが悪化します。
横向き姿勢が維持しにくいマットレスの特徴は次のとおりです。
・肩が沈み込まず、圧迫で痛みが出る
・腰が浮いて身体がねじれる
・反発力が強すぎて横向きが安定しない
横向き寝を続けるには、肩が適度に沈み、腰は沈みすぎないバランスの良い支持力が欠かせません。
体圧分散性能が姿勢を整え呼吸を深くする
体圧分散性能は、いびき対策において非常に重要な要素です。体圧が一点に集中している場合、次のような問題が起こります。
・身体がゆがみ、気道が曲がり呼吸が浅くなる
・筋肉が緊張しやすくなり、胸郭が広がりにくくなる
・血流が悪くなって呼吸リズムの乱れにつながる
体圧分散性の高いマットレスでは背骨がまっすぐに保たれ、胸郭が自然に開くため、呼吸が深くなりやすいというメリットがあります。
いびきを根本的に改善したい場合、反発力・支持力・体圧分散のバランスを備えたマットレスを選ぶことが不可欠です。
いびき対策に最適なマットレスの選び方5選

いびき対策でマットレスを選ぶ際は、硬さ・反発力・横向き寝の支え方・体圧分散性・通気性の5つを押さえる必要があります。ここではその5つの要素がどのように効果的なのかについて解説します。
①硬さ
マットレスは、硬すぎると肩や腰が浮いて背骨が反り、柔らかすぎると腰だけ沈んで気道が狭くなりやすくなります。硬さが適切かどうかは、以下の状態を保てるかどうかを基準にしましょう。
・背骨がまっすぐ保たれる
・肩・腰のどちらも沈みすぎない
・仰向け・横向きどちらでも圧迫感がない
理想の硬さは、体重・体型・睡眠姿勢の癖によって異なります。そのため、上記の3つの基準を自分の体に置き換え、自然な寝姿勢を保てる硬さを選ぶことが重要です。
ミネルヴァスリープのミネルヴァマットレスは、中心層で沈み込みすぎを防ぎつつ、体圧を分散する構造になっており、背骨のラインが崩れにくい点がいびき対策に向いています。
②反発力
寝返りには気道を開く役割があり、いびき対策に直結する動作です。そのため、マットレスには軽い力で寝返りできる程度の反発力が求められます。
反発力がもたらす効果は以下の通りです。
・姿勢が固定されず気道が狭まりにくい
・身体の歪みを防ぎ胸郭が開きやすい
・肩・腰・首の緊張が取れ呼吸が深くなる
反発力の弱すぎる素材では身体が沈み寝返りしにくく、高反発すぎる素材は強く跳ね返されて、長時間の睡眠には向きません。
ミネルヴァスリープのミネルヴァマットレスプラスなら、柔らかさと反発力をバランスよく兼ね備えているため、寝返りがしやすく寝姿勢を維持しやすいため大変おすすめです。
③横向き寝を支える構造
横向き寝は気道を確保するのに最適な姿勢ですが、肩が沈み込まないマットレスでは体に負担がかかり、長時間の姿勢の維持が困難です。横向き寝を維持するには、マットレスに以下の条件はが求められます。
・肩が適度に沈み込む柔らかさ
・腰は沈みすぎずに支えられる反発力がある
・体のラインに沿ってフィットする構造
肩の受け止めが不十分だと横向き寝の維持が難しいため、肩周りが柔らかい構造のマットレスがおすすめです。肩周りの沈み込みを確保しつつ腰は支えるタイプのマットレスは、横向き寝の姿勢を安定させ、呼吸の通りを大きく改善します。
④体圧分散性
体圧分散性は、いびき対策の中でも特に重要な要素です。体圧が一箇所に集中すると、次のような問題が起きて呼吸が浅くなります。
・背骨がゆがむ
・肩・首に負担が溜まり筋肉が硬くなる
・横向き寝で肩が痛む → 仰向けに戻る
反対、体圧分散性の高いマットレスは背骨のニュートラルポジションを保ち、胸郭が自然に開くため、呼吸が深くなり、いびきも軽減しやすくなります。
とくにいびきが強い人は、肩・腰・背中の支える力と沈み込みのバランスが整っているマットレスを選ぶことが大切です。
⑤通気性
睡眠中、身体の熱により寝具内に湿気がこもると呼吸が浅くなり、いびきも出やすくなります。そのため、マットレスの通気性も意識することが重要です。
通気性が悪いマットレスでは、
・体温上昇 → 呼吸が早く浅くなる
・寝苦しさ → 姿勢の乱れ → 気道が狭くなる
・湿気によるカビ → 睡眠の質低下
といった悪循環が起こります。通気性の高い素材(ウレタンの通気孔構造・メッシュカバーなど)を選ぶと、呼吸が乱れにくく、睡眠リズムも安定します。
また、湿気がこもらず扱いやすいミネルヴァスリープのミネルヴァ折りたたみマットレスは、日常の手入れが簡単で、布団派の家庭でも衛生環境を保ちやすく、いびき対策目的でも使いやすい選択肢です。
【体型別】最適なマットレスのパターン3選

体型によって体重のかかり方は異なるため、いびき対策のマットレスにも、合う・合わないがはっきり分かれます。ここでは痩せ型・標準・やや太めの3タイプごとに、最適な選び方をまとめました。
痩せ型|反発力高めで沈み込みを防ぐタイプ
痩せ型の人のいびきの原因は、背中が沈み込みにより気道が軽く折れることで起こりやすい傾向があります。骨格の出っ張りが大きく、柔らかいマットレスだと背中・腰が沈み、寝姿勢が一直線にならず、気道を狭めてしまうためです。
そのため、反発力が高く、身体を点で支える構造が合いやすくなります。とくに重視したいポイントは次の3つです。
・高反発または中〜高反発で過度な沈み込みを防ぐ
・背中・腰が落ちず、直立姿勢をそのまま寝かせたラインを保てる
・寝返りを助ける硬めの反発力がある
痩せ型で、横向き寝がしづらいと感じる場合は、反発力の高いマットレスを選びましょう。体重の軽い人でも寝返りがしやすく、いびき対策としても非常に効果的です。
標準体型|中〜高反発で全身バランスを安定させるタイプ
標準体型の人はいびき対策の観点で、正しい寝姿勢をどれだけ保てるかが最も重要です。反発力が強すぎると肩が浮き、柔らかすぎると腰が落ちるため、 中〜高反発が最も安定するゾーン になります。
標準体型で押さえたい要素は以下の通りです。
・背中・腰・肩がバランスよく沈む
・横向き姿勢でも肩が圧迫されず呼吸を妨げない
・寝返りはスムーズで、気道の閉塞を防ぎやすい
標準体型で迷ったときは、 硬すぎず柔らかすぎないミネルヴァマットレスプラスがおすすめです。横向きの寝でも上半身のラインを自然に保ちながら眠れます。
やや太め〜肥満気味|肩沈み構造で気道の確保を助けるタイプ
やや体重がある人は、横向き寝になると肩が深く沈むため、肩〜首のラインが崩れて気道が狭まりがちです。いびきタイプの多くは、首周りの軟部組織が圧迫されやすいため、体重がある人は以下の3つの要素を意識しましょう。
・肩は適度に沈みつつ、腰は落ちない二層構造
・反発力のある素材で寝返りを妨げないこと
・横向き寝の姿勢を長くキープできる安定性
肩だけが適度に沈む構造は SAS(睡眠時無呼吸症候群)傾向の人にもメリット があり、呼吸経路を確保しやすくなります。このタイプで悩んでいる方には、ミネルヴァスリープのミネルヴァ折りたたみマットレスの高反発タイプが扱いやすく、荷重に強い構造で肩の沈み込みにも対応しやすい設計です。
【睡眠タイプ別】最適なマットレスのパターン3選

睡眠中の姿勢によって体にかかる圧力は変わります。ここでは、仰向け・横向き・うつ伏せのタイプ別の寝姿勢ごとに、体圧分散や気道の確保に適したマットレスを図表を用いて分かりやすく解説します。
【睡眠タイプ別最適なマットレス】
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睡眠タイプ |
推奨するマットレスタイプ |
注目ポイント |
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仰向け |
中〜高反発タイプ |
腰の沈み過ぎをサポート、自然な背骨ライン維持 |
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横向き |
二層構造・肩沈みタイプ |
肩と腰の負担を維持し、快適な気道を確保 |
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うつ伏せ |
高反発タイプ |
高反発マットレスが腰の反りや首への負担を軽減 |
寝姿勢に合わせたマットレスの特徴を理解することで、姿勢ごとの負担を最小限にし、いびき対策に効果的です。また、寝起きの体の違和感を軽減し、快適な目覚めにも繋がるでしょう。
まとめ|いびき対策は正しい呼吸をサポートするマットレス選びが重要!
睡眠中のいびき対策には、正しい呼吸を維持できる姿勢をサポートするマットレス選びが欠かせません。
硬さや反発力、体圧分散、横向き寝の安定性などを比較して意識することで、睡眠の質や日中の快適さが大きく改善されます。まずは、自分の体型や睡眠タイプを知り、いびき対策や睡眠の質の向上にどんな要素が必要なのか、ぜひ確認してみましょう。
ミネルヴァスリープのマットレスなら、体型や姿勢に合ったマットレスが見つかるはずです。いびきを改善し、毎日の眠りをより快適なものにするために、ぜひ一度マットレスの見直しをしてみてはいかがでしょうか?
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