枕が合わないと寝返りが打てない?5つのセルフチェックと正しい選び方

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枕が合わないと寝返りが打てない?5つのセルフチェックと正しい選び方

「朝起きると枕がズレている」
「寝返りを打つたびに目が覚める」
「首や肩のこりが取れない」

こんな悩みを抱えているなら、枕が体に合っていない可能性があります。

人は一晩に20〜30回の寝返りを打つと言われています。寝返りには血流を促したり、体への負担を分散させたりする役割があり、この動きを妨げる枕を使い続けると、首こり・肩こり・腰痛などの不調につながることも。

この記事では、枕が合わないと寝返りにどう影響するのか、自分でできるチェック方法、そして寝返りしやすい枕の選び方まで解説します。

寝返りが睡眠に与える影響とは

「寝相が悪い」と聞くとネガティブな印象を持つかもしれませんが、実は寝返りは睡眠中に欠かせない動作です。

寝返りには主に3つの役割があります。

役割

内容

血流の促進

同じ姿勢で圧迫された部位を解放し、血液やリンパの流れを促す

体圧の分散

体重がかかる部位を変え、腰やお尻など特定箇所への負担を防ぐ

温湿度の調整

布団内にこもった熱や湿気を逃がし、快適な温度を保つ

仰向けで寝ていると、体重の約半分が腰やお尻に集中します。同じ姿勢のままだと負担がかかり続けますが、寝返りを打つことで圧力を分散させています。

また、人は一晩でコップ1杯分(約200ml)の汗をかきます。寝返りを打つことで布団内の熱や湿気を逃がし、蒸れを防いでいるのです。

つまり、寝返りがうまく打てないと、腰やお尻への負担が続いたり、蒸れて寝苦しくなったりする原因になります。

枕が合わないと寝返りが打てなくなる4つの原因

枕が体に合っていないと、寝返りがスムーズに打てなくなりますその原因は主に4つあります。

原因①:高さが合っていない

枕の高さが合っていないと、寝返りのたびに首や肩に負担がかかります。

高すぎる枕の問題
・首が前に曲がり、気道が圧迫される
・寝返り時に首をひねる動作が大きくなる
・いびきの原因になることもある

低すぎる枕の問題
・頭が沈み込み、寝返りに力が必要になる
・横向きになると肩が圧迫される
・首の隙間が埋まらず、筋肉が緊張し続ける

仰向けと横向きでは首の高さが異なるため、どちらか一方にしか合わない枕を使っていると、寝返りのたびに違和感を感じることになります。

原因②:硬さ(反発力)が合っていない

枕の硬さも寝返りに大きく影響します。

柔らかすぎる枕の問題
・頭が深く沈み込み、寝返り時に頭を持ち上げる力が必要になる
・寝返りのたびに枕の形が変わり、首が安定しない

硬すぎる枕の問題
・頭が安定せず、寝返りを打つたびに枕から落ちやすい
・頭や首に圧迫感があり、寝心地が悪くなる

理想的なのは、頭を適度に受け止めつつ、押し返す力もある枕です。

原因③:サイズが小さい

横幅が狭い枕を使っていると、寝返りを打ったときに頭が枕から落ちてしまいます。

頭が落ちると、無意識に枕の上に戻ろうとするため、そのタイミングで目が覚めることがあります。特に寝返りの多い人は、横幅60cm以上の枕を選ぶのがおすすめです。

原因④:マットレスとのバランスが悪い

枕だけでなく、マットレスの硬さも寝返りに影響します。

マットレスが柔らかい場合
・体が深く沈み込むため、相対的に枕が高く感じる
・枕を低めにすると合いやすい

マットレスが硬い場合:
・体があまり沈み込まないため、枕が低く感じる
・枕を高めにすると合いやすい

枕を買い替えても違和感が続く場合は、マットレスとの相性が原因かもしれません。

枕が合っているか確認する5つのセルフチェック

自分の枕が合っているかどうかは、以下の5つのポイントで確認できます。2つ以上当てはまる場合は、枕が合っていない可能性があります。

チェック①:朝起きると枕がズレている・頭が落ちている

朝起きたとき、枕が頭の上にあったり、頭が枕から落ちていたりする場合は要注意です。

これは、体が無意識にその枕を避けようとしている状態です。特に枕の下に手を入れて寝ている場合は、枕の高さが足りていない可能性が高いです。

チェック②:仰向けで首と枕の間に大きな隙間がある

仰向けで枕に頭を乗せたとき、首と枕の間に隙間がないか確認してみてください。

確認方法:

1. 仰向けで枕に頭を乗せる
2. 首と枕の間に手を入れてみる
3. 手のひら2枚分以上の隙間がある場合は枕が低すぎる

首が浮いた状態で寝ると、首周りの筋肉が一晩中緊張し続けることになります。

チェック③:仰向けで目線が真上を向いている

仰向けで寝たときの目線の角度も、枕の高さを判断する目安になります。

理想的な目線は「垂直よりわずかに足側を向いている」状態です。目線が真上や頭側を向いている場合は枕が低すぎ、あごが引きすぎている場合は枕が高すぎます。

家族に横から見てもらうか、スマホで撮影して確認してみてください。

チェック④:横向きで背骨が一直線になっていない

横向きで寝たとき、背骨が曲がっていないか確認しましょう。

確認方法:

1.横向きで枕に頭を乗せる
2.家族やスマホのタイマー撮影で背骨のラインを確認する
3.背骨が曲がっている場合は高さが合っていない

背骨が下に曲がっている場合は枕が低すぎ、上に曲がっている場合は枕が高すぎます。

チェック⑤:寝返りを打つときに力が入る

寝返りを打つときに「よいしょ」と力を入れている感覚がある場合、枕やマットレスの硬さが合っていない可能性があります。

スムーズな寝返りは、ほとんど意識せずに打てるものです。力を入れないと寝返りが打てない状態が続くと、睡眠中も筋肉が緊張し、深い眠りに入りにくくなります。

枕が合わないことで起こる6つの不調

枕が合わない状態を放置すると、さまざまな不調につながります。

枕が合わないことで起こる6つの不調:

1. 首こり、肩こり:首の自然なカーブが保てず、筋肉が緊張し続ける
2. 腰痛:寝返りが打てず、腰への負担が一晩中続く
3. いびき:枕が高すぎると気道が圧迫される
4. 顔のむくみ:枕が低すぎると顔に血液が集まりやすくなる
5. 熟睡できない:寝返りのたびに目が覚め、深い睡眠に入れない
6. ストレートネックの悪化:首の自然なカーブが徐々に失われる

特に首こりや肩こりは、枕が合わないことで最も起こりやすい不調です。朝起きたときに首や肩が痛い場合は、枕が原因の可能性があります。

また、合わない枕を長期間使い続けると、ストレートネックが悪化することもあります。デスクワークで首に負担がかかっている人は特に注意が必要です。

これらの不調が続いている場合は、枕の見直しを検討しましょう。

今すぐできる応急処置|タオルで高さを調整する方法

「枕が合っていないかもしれないけど、すぐには買い替えられない」という場合は、タオルを使った応急処置を試してみてください。

枕が低いと感じる場合

枕が低い場合は、バスタオルを使って枕の高さを上げることができます。

調整方法:

1. バスタオルを2〜3枚用意する
2. タオルを折りたたんで枕の下に敷く
3. 仰向けで寝て、首の隙間が埋まるか確認する
4. 高さが足りなければタオルを追加し、高すぎれば減らす

1〜2cm単位で調整しながら、首に隙間ができず、目線がわずかに足側を向く高さを探してみてください。

枕が高いと感じる場合

枕が高すぎる場合は、枕を使わずにバスタオルだけで寝る方法もあります。タオルを折りたたんで好みの高さに調整してください。

ただし、タオルはズレやすいため、毎朝位置を調整する必要があります。

応急処置の限界

タオルでの調整はあくまで一時的な対策です。以下の場合は、枕の買い替えを検討しましょう。

タオル調整では対応できないケース: 

・枕が明らかにへたっている
・5年以上同じ枕を使っている
・タオルがずれて毎朝調整が必要になる
・調整しても首や肩の痛みが改善しない

根本的な解決には、自分に合った枕を選ぶことが必要です。

寝返りしやすい枕の選び方|4つのポイント

寝返りしやすい枕を選ぶためのポイントを4つ紹介します。

ポイント①:高さ調整ができるものを選ぶ

仰向けと横向きでは、首の高さが異なります。そのため、どちらの姿勢でも快適に眠れる枕を選ぶことが大切です。

寝姿勢

理想の状態

仰向け

目線が垂直よりわずかに足側を向く。首とマットレスの隙間が埋まっている

横向き

背骨が一直線になる。肩が圧迫されていない

高さ調整ができる枕であれば、自分の体型や使っているマットレスに合わせて微調整できます。

ミネルヴァピローは、付属のスペーサーを使うことで6〜11cmまで1cm刻みで高さを調整できます。体型やマットレスの硬さに合わせて、自分に合った高さに設定可能です。

ポイント②:適度な反発力(中反発)を選ぶ

枕の反発力は、寝返りのしやすさに直結します。

反発力

特徴

寝返りへの影響

低反発

頭の形に沿ってゆっくり沈み込む

沈み込みが深いと寝返りに力が必要になる場合がある

高反発

しっかり押し返す

硬すぎると感じる人もいる

中反発

柔軟性と弾力性を両立

適度に沈み込み、寝返りがスムーズ

低反発枕は頭を包み込むようなフィット感がありますが、沈み込みが深いと寝返り時に頭を持ち上げる力が必要になります。高反発枕はしっかりと頭を支えますが、硬さが気になる人もいます。

中反発は、低反発と高反発の良いところを兼ね備えた素材です。頭を適度に受け止めながら、押し返す力もあるため、寝返りがスムーズに打てます。

ミネルヴァピローは、低反発でも高反発でもない「中反発」のミネルヴァフォームを採用しています。柔軟性と弾力性を両立し、寝返りを妨げない設計です。

ポイント③:横幅60cm以上のサイズを選ぶ

寝返りを打っても頭が落ちないためには、十分な横幅が必要です。

一般的な枕の横幅は43〜63cm程度ですが、寝返りの多い人は60cm以上のものを選ぶと安心です。横幅が狭いと、寝返りのたびに頭が枕から落ち、無意識に戻ろうとして目が覚める原因になります。

ミネルヴァピローは横幅63cmと、寝返りを打っても頭が落ちにくいサイズに設計されています。

ポイント④:通気性が良い素材を選ぶ

枕の通気性が悪いと、頭に熱がこもって寝苦しくなります蒸れを感じると寝返りが増え、目が覚める原因にもなります。

通気性が高い枕の特徴: 

・連続気泡構造のウレタン(空気が通りやすい)
・穿孔加工(穴あき加工)が施されている
・カバーが取り外して洗える

一般的なウレタン枕は「モールドウレタン」という独立気泡構造のため、通気性が悪く蒸れやすい傾向があります。一方、「スラブウレタン」は連続気泡構造で空気が通りやすく、通気性に優れています。

ミネルヴァピローは連続気泡構造のスラブウレタンを採用し、さらに独自の穿孔加工を施すことで通気性を高めています睡眠時の汗や湿気を排出し、快適な睡眠環境を保ちます。

>>枕のラインナップはこちらから

枕と一緒にマットレスも見直すべき?

枕を買い替えても違和感が続く場合は、マットレスとの相性を見直してみましょう。

快適な睡眠には「体・枕・マットレス」の三位一体で考える必要があります。マットレスの硬さによって体の沈み込み方が変わり、それに合わせて最適な枕の高さも変わるためです。

マットレスの硬さ

体の沈み込み

枕の高さ

柔らかい

深く沈み込む

低めが合いやすい

硬い

あまり沈み込まない

高めが合いやすい

また、マットレス自体がへたっていると、枕だけ変えても効果が薄い場合があります。以下に当てはまる場合は、マットレスの買い替えも検討してみてください。

マットレスの買い替えを検討すべきとき 

・5年以上使っている
・腰やお尻の部分が明らかにへたっている
・朝起きると腰が痛い
・寝返りを打つときにギシギシ音がする

ただ、マットレスを丸ごと買い替えるのは費用も手間もかかります。そんなときは、今使っているマットレスや布団の上に敷くマットレストッパーを試してみるのも一つの方法です。

ミネルヴァマットレスプラスは、高弾性ウレタンを採用したマットレストッパーです。寝返りがしやすく、腰が沈み込みにくい設計になっています。今の寝具の上に敷くだけで寝心地を改善できるので、手軽に試せます。

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まとめ|枕を見直して、寝返りしやすい睡眠環境を整えよう

枕が合わないと寝返りがスムーズに打てなくなり、首こり・肩こり・腰痛などの不調につながります。

特に5年以上使っている枕は、見た目に変化がなくてもへたりが進んでいる可能性があります。朝起きたときに首や肩が痛い、枕がズレているなら、そろそろ買い替えを検討する時期かもしれません。

今日から始められる3つのこと 

・5つのセルフチェックで今の枕が合っているか確認する
・合っていない場合はタオルで高さを調整してみる
・枕の使用年数を確認し、5年以上なら買い替えを検討する

寝返りは睡眠の質を左右する大切な動作です。「なんとなく合わない気がする」と感じているなら、早めに枕の見直しを検討してみてください。

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