コスパのいいマットレスとは?翌朝スッキリな快眠の条件を徹底解説!

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コスパのいいマットレスとは?翌朝スッキリな快眠の条件を徹底解説!

「マットレス選びで失敗したくない」
「コスパがいいマットレスが知りたい」

コイルやウレタン、高反発や低反発など、種類が多すぎて「結局、自分にはどれが合うのか分からない」と悩んでしまうマットレス選び。

コストパフォーマンスを求めて安価なマットレスを選んでも、すぐにへたったり、腰が痛くなったりするのは避けたいでしょう

この記事では、腰痛や寝起きのだるさに悩む方が、無駄な買い替えを防ぎ、長く快適に使えるマットレスを選ぶための具体的な条件を解説します。

ご自身に最適な一枚を見つけ、翌朝スッキリ目覚める毎日を取り戻しましょう。

コスパのいいマットレスを選ぶ前に知るべき基礎知識

マットレスは初期費用だけでなく、長期的な目線で考えなくてはなりません。

たとえば、1万円で1年しか使えないマットレスより、5万円でも10年間快適に使えるほうが、1年あたりのコストは半分ですみます。

加えて、最初に支払うマットレス費用だけが、コストではありません。

体に合わないマットレスを使い続けると、腰痛や寝起きのだるさが慢性化します。結果として、整体への通院費や、眠気で仕事に集中できない生産性のロスなど、目に見えないコストがかさんでしまいます。

ここでは、マットレスの基本的な種類と、長期的なコスパの基準を解説します。

マットレスの種類と特徴

マットレスの内部構造は、コイル系・ノンコイル系の2種類に分かれます。

コイル系は、内部のスプリングが体をしっかり支え、硬めの寝心地を感じやすい点が特徴です。一方、ノンコイル系はウレタンやファイバーといった包み込むような寝心地を感じられます

主なマットレスの特徴と、それぞれどのような人におすすめかを下記にまとめます。


種類

反発力

通気性

耐久目安

重量感

床直置き

おすすめ寝姿勢

注意点

ポケットコイル

仰向け

横向き

除湿対策は必要

ボンネルコイル

仰向け

体圧分散は弱め

横向きの場合、肩の圧迫感に注意

高反発ウレタン

中〜高

仰向け

寝返り多め

低密度はへたりやすい

低反発ウレタン

横向き

暑がり・寝返り多めの人は不向き


ポケットコイルは耐久性に優れ、ボンネルコイルは通気性が良い点がメリットです。ただし、どちらも重量があります。

ウレタン系は、高反発のように寝返りをしやすいものや、低反発のように体にフィットするものを選べます。ウレタン素材は湿気がこもりやすいため、お手入れが必要な点に注意しましょう。

マットレスでコスパがいいとは?

コストパフォーマンスが良いマットレスとは、安いだけではなく、自分の体にあった品質のものを長く安心して使える製品です。

たとえ安価でも、1~2年で腰の部分が重みでへたってしまうマットレスは、買い替えで出費がかさみます。

耐久性を判断する指標として、ウレタンマットレスの場合は密度(D)を確認しましょう。一般的に「30D以上の密度」があれば、5~8年程は使用できます高密度なほど価格は高くなりますが、長く使えるため1日あたりでみると結果的にコストは下がります

また、購入後の保証期間の長さや、万が一体にあわない場合に返品があるのも、実質的なコスパの判断基準です。

コスパ最強のマットレスを見つける選び方7選

ここからは、コスパに優れたマットレスを見抜くための具体的な選び方を、7つのポイントに分けて解説します。自分の体格や睡眠環境、悩みにあわせて参考にしてください。

①寝心地にあった素材を選ぶ

マットレス選びでは、自分が寝心地がいいと感じる素材が一番です。

とはいえ、寝心地の良し悪しは、素材ごとに体圧分散性や反発力、通気性が異なります。そのため、自分の体重や睡眠時の悩みにあった素材を選びましょう。

主な素材の機能と、それによるメリットを下記にまとめます。

素材

特長・機能

メリット・おすすめの人

ポケットコイル

独立したコイル
・体を「点」で支える

・優れた体圧分散性

揺れが伝わりにくい

・2人以上で寝る人

・フィット感のある寝心地を好む人

ボンネルコイル

連結したコイル

・体を「面」で支える

・安定感のある硬さ

通気性が高い

・予算を抑えたい人

・硬めの寝心地が好みの人

高反発ウレタン

高い反発力

・スムーズに寝返りできる

・腰が沈み込みすぎない

好みの密度や硬さを選べる

・腰痛対策をしたい人

・寝返りが多い、仰向け寝の人

低反発ウレタン

ゆっくり沈み込む

・体の形に合わせてフィット

・横向き寝で圧迫されない

包み込むような寝心地

・横向き寝の人

・体重が軽めの人


寝心地には、体にフィットするタイプと、しっかり支える硬めのタイプがあります。2人以上や横向き寝が多い方はフィット感を、腰痛対策や寝返りのしやすさを求める方は、硬めのタイプを選びましょう。

②沈みすぎない硬さ

仰向けで寝たとき、マットレスは一番体重がかかるお尻・腰の部分が沈みやすくなります。

マットレスが柔らかすぎると沈み込み、逆に硬すぎると圧迫感を感じるため、自分の体重から適度な硬さを選びましょう。

体重別の目安は、下記のとおりです。

・50kg以下:低反発ウレタン・柔らかめのポケットコイル
・50~80kg:高反発ウレタン・ポケットコイル
・80kg以上:硬めの高反発ウレタン・ボンネルコイル

マットレスが柔らかすぎると腰痛が悪化したり、逆に硬すぎると肩が圧迫され寝違えたりするケースがあります。自分の体重にあわせた硬さのマットレスを選びましょう。

③寝返りしやすい反発力

人は一晩に20〜30回の寝返りを打つことで、体圧を分散させたり温度調節をしたりしています。寝返りがしにくいマットレスでは、体に力が入り、朝起きたときにだるさを感じる原因につながります。

特に、高反発のウレタン素材は、体をしっかりと押し返してくれるので寝返りがしやすいです。一方、低反発は体にフィットする分、寝返りがしにくく、腰痛持ちや寝返りが多い方には向いていません。

朝起きたときに、掛け布団が乱れていたり、パジャマや枕がねじれていたりする方は、寝返りが多い傾向があります。睡眠タイプにあった反発力を選び、熟睡できる寝心地を手に入れましょう。

④床の硬さが伝わらない厚み

マットレスが薄すぎると、睡眠中に体重で沈み、床やベッドフレームの硬さが体に伝わります。底付き感があると体がリラックスできないため、翌朝の体の痛みやだるさにつながります。

目安となる厚みは下記のとおりです。

・ウレタン素材:8cm以上
・コイル素材:15cm以上

ウレタン素材は、素材そのものの厚みで体重を支えます。8cm未満だと、特にお尻や肩など体重がかかる部分が沈むため、床の硬さを感じやすくなります。

コイル素材は、スプリングの上に詰め物が乗る構造です。15cm未満だとクッション層が薄く、スプリングが体に当たる感覚が出やすくなります床に直接敷いて使う場合や、体重が重めの方は、厚みに余裕を持たせましょう。

⑤体の横幅+30cmにあわせる

スムーズな寝返りのためには、自分の肩幅にあわせたマットレスの横幅も重要です。

特に2人以上で寝る場合は、お互いの睡眠を妨げないためにも、十分なサイズを検討しましょう。1人で寝る場合でも、自分の肩幅に加え、左右それぞれ15cmずつの余裕をみましょう。

一般的なサイズと適した使い方は、下記のとおりです。

サイズ

横幅(目安)

おすすめの人数

シングル

約97cm

1人専用

セミダブル

約120cm

大人1~2人用

ダブル

約140cm

大人2人(子どもがいると狭い)


1人で寝る場合でも、体格が大きくゆったりと眠りたい人はセミダブル以上を選ぶと快適です。

また、子どもと一緒に寝る場合、ダブルサイズでは手狭に感じます。大人2人と子どもで寝る場合は、さらに広いクイーンサイズやキングサイズを検討しましょう。

⑥折りたたみができるか

収納スペースや部屋の広さに応じて、折りたたみ可能なタイプも検討しましょう。ワンルームで部屋を広く使いたい場合や、来客用として押入れに収納したい場合におすすめです。

折りたたみタイプの主な特徴は、下記のとおりです。

・日中の部屋のスペースを確保できる
・折りたたみ可能なウレタン素材が基本
・毎日の負担にならない軽めの重量

毎日押入れに収納する場合は、持ち運びしやすい10kg以下の軽量なモデルを選びましょう。

ただし、折りたたみタイプは折り目部分に負荷が集中しやすく、一枚板のタイプよりヘタリが早い点に注意しましょう。

⑦返品保証があるか

マットレスは実際に寝てみないと、自分の体圧や寝姿勢に合っているか分からないため、返品保証やお試し期間があるメーカーがおすすめです。

最近は、30日や100日間といったお試し期間を設けているメーカーも増えています。もし体に合わなければ返品できるため、少し予算を上げてでも高品質なマットレスは試す価値があります。

ミネルヴァマットレスも、ご自宅でじっくり試せるお試し期間や、10年間の長期保証があります。高密度ウレタンフォームを使用した寝心地を、ぜひ体感してください。

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マットレスのコスパを最大化するコツ

毎日少しでも適切にマットレスをメンテナンスできると、寿命が伸びてコスパを高められます。ここからは、マットレスを長持ちさせる具体的なコツを3つ紹介します。

陰干しする

マットレスは同じ場所ばかりに体重がかかると、その部分だけが凹み、湿気がこもりカビやダニの原因にもなります。

快適な状態を長く保つための具体的な方法は、下記のとおりです。

・3ヶ月ごとに上下・表裏をローテーションする
・1~2週間ごとに壁に立てかけて陰干しする
・床置きする場合は除湿シートやすのこを使う

3ヶ月ごとに、頭側と足側を入れ替えたり、表裏を返したりするとへたりを防げます。あわせて、壁に立てかけるなどして風を通してあげれば、湿気によるカビやダニの繁殖も抑えられます。

ウレタン素材は直射日光で劣化するため、天日干しは避け、必ず陰干しをしてください。

敷きパッドやシーツで保護する

マットレス本体は丸洗いできないため、敷きパッドやマットレスプロテクターを使うのがおすすめです。睡眠中にかく汗や皮脂、万が一の汚れから本体を保護できます。

特に汗をかきやすい方や、小さな子どもがいる家庭では、防水タイプのプロテクターを使うと安心です。

重ねる順番はマットレスの上に、マットレスプロテクター、そして敷きパッドやシーツを敷くのが基本です。一番上の敷きパッドやシーツはこまめに洗濯することで、マットレス本体やプロテクターに汚れが浸透しにくくなります。

寿命を把握する

マットレスの寿命は、ウレタン素材で5~8年、コイル素材で6~10年が目安です。お尻や腰の部分が目立って凹んでいたり、寝返りの際にきしむ音がしたりする場合は、買い替えのサインです。

素材別の一般的な寿命目安は、下記のとおりです。

素材

寿命の目安

ポケットコイル

約10年

ボンネルコイル

約8年

高反発ウレタン

6~8年

低反発ウレタン

3~5年


へたってもマットレスを使い続けると、寝姿勢が崩れ、腰痛などの体の不調がさらに悪化します。

寿命のサインがあったら、体の不調が出る前に買い替えを検討しましょう。

コスパのいいマットレス選びでよくある質問

マットレスを選ぶ際に寄せられる価格の相場や、安価な製品のリスクについて解説します。

Q1. マットレスの平均費用はいくらですか?

コスパを重視する場合、シングルサイズで3~5万円がひとつの目安です。

10万円を超えるモデルは、より細やかな寝心地の調整機能や、特殊な素材を採用している場合があります。

Q2. 安いマットレスがダメな理由は?

1万円以下の安価なマットレスは、早期にへたりやすいためです。

腰の部分が沈み、寝姿勢が崩れる原因にもなります。買い替える必要性を考えると、安いマットレスのほうがかえって高くつくので注意しましょう。

Q3. 10万円以下のおすすめのマットレスは?

高品質な高反発ウレタンマットレス、ポケットコイル素材がおすすめです。

ご自身の悩みや体格に合わせて、最適な素材を選んでみてください。

まとめ|コスパの良いマットレスは価格ではなく価値で選ぼう

本当にコスパの良いマットレスとは、価格が安いものではなく、ご自身の体にあった長く快適な睡眠ができる製品です。

この記事の要点は、下記のとおりです。

・耐久性と睡眠の質で判断する
・自分の体重にあった硬さを選ぶ
・返品保証の有無をチェックする
・陰干しや敷きパッドで寿命を延ばす

マットレスは、未来の健康と生活の質を高めるための投資です。価格だけに惑わされず、自身の体をしっかり支え、最低限の品質基準を満たしているものを選びましょう。

ぜひ、ミネルヴァスリープで、あなたの快眠をサポートするマットレスの詳細をチェックしてみてください。

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